ふりかえり、転職して1年
あっという間、たのしい1年だった。
これまでの1年
Ruby、たくさん書いた。
僕のプログラミングの能力は高くない。そもそも書いてきたコードの量が少ない。SIerで仕事として書くコードは、多くて1年に数千行だったと思う。それも Java でね。
自分でもそれが弱点だと分かっていたから、エンジニアとしての基本的な知識を勉強した。新しい技術も勉強した。
基本的な知識というのは、オブジェクト指向プログラミング、デザインパターン、セキュリティ、データベース、ネットワーク、Linux、Webサーバ、あたり。進化するけど、そんなにスピードは速くない。
新しい技術としては、昔は新しかったんだけど、 DIやAOP、Ajax、Java7、HTML5、あたり。こちらの変化は激しい。
初めての転職だったので、自分の技術が通用するのか、スピード感についていけるのか、といったことが怖かった。
スピード感については、アジャイルやスクラムのプラクティスを、経験はないけど知識として持っていたので、そこまでびっくりすることはなかった。怖かったけど。
技術は、なんとかなってる。自分よりRubyを書けるひとがたくさんいる。追いつき、追い越したい。自分よりRuby を書けない人もいる。ひっぱり上げたい。
いちばん不安だったのは、自分はプログラミングがほんとうに好きなのだろうか、ということだった。仕事でもコードを書いていたけど、それはたまに書いているから楽しくて、毎日書いてたら飽きちゃうんじゃないか、つまらなくなるんじゃないか、と不安だった。 これは杞憂だった。毎日コード書いてても楽しい。よかった。
新しいことにもたくさん触れた。たとえば SEO や アクセス解析。これまでは全然意識していなかった。
でもセマンティックなマークアップ、OGP、リッチスニペット、アクセシビリティは HTML5 にも関連するし興味があったので、そういうことがつながって、それを実現するためのコードを書くのはたのしかった。IA、UI、UXも、もうちょっとちゃんと勉強したい。それを試せるし、活かせる。
自分のやってるサービスがどんどん変わっていくし、コミットしている。まだまだ良くなるし、良くしたい。
これからの1年
正直、最近あまり勉強してなかった。この1年は、仕事を通じて学ぶことが多かったからよかったけど、もう仕事から学べる技術はそんなに多くない。
仕事でコード書いてるとけっこう満足しちゃう。 SIerにいたころは仕事で技術に触れられなくて、新しいものは自分で調べていた。そういうハングリーな感じを取り戻さないと。
勘や経験でコードを書いてるところが多くて、それをもうちょっと体系化して考えたい。これはこっちに切り出すといい感じになるっぽい、ってわかる。それをちゃんと説明できるようになりたい。デザインパターンやリファクタリングをもう一度勉強したい。
Stay hungry,Stay foolish.
まとめ
1年でいろいろなことがありすぎた。もうなんだかわけのわからないくらい。でもいちばんに思うのは楽しかった、ってことだから、いい1年だった。
明日から、夏休み。瀬戸内国際芸術祭に行ってきます。